草炭緑化協会

張掖での昼食後、バスはハイウェイをひたすら西へ走る。３時間もするとオアシスの町酒泉に入る。昔はシルクロードの難所で、北方騎馬民族の匈奴と戦う拠点だった。五胡十六国の時代（４世紀）に建立された鐘鼓楼が町のシンボル的存在。バスはゆっくりと鼓楼の周囲を２回回る。町を出れば域外は再びゴビ。まさに平沙万里人煙を絶つ。


台座に木造３層の酒泉のシンボル鐘鼓楼がバスの窓から見える。	バスは鐘鼓楼の周囲を２回回った。	酒泉の町。	ハイウェーは未だ工事中の箇所もある。

シルクロードはエネルギーロード

ハイウェーに沿って鉄道線路が見える。西安から敦煌まで続く路線。ひっきりなしに走る貨物列車とすれ違う。嘉峪関近くの玉門油田から石油を東に向って貨車輸送しているようだ。鉄道線路だけでなく。シルクロードに沿って、ガスパイプラインも敷設されており、新疆タリム盆地輸南油・ガス田から敦煌、玉門を経て、最終的には上海に至る4,200kmのパイプラインプロジェクト「西気東輸」もほぼ完成している。シルクロードはまさにエネルギーの道でもある。


張掖近くには盛んに煙を吐く工場も遠くに見える。	玉門油田から張掖へ石油を輸送する長いタンク車の列がひっきりなしに走る。	タンク車による輸送。	旅客列車も少ないが走っていた。

シルクロード沙漠緑化ボランティアの旅のコース

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成田国際空港と関西空港・・・北京経由・・・西安＝＝蘭州ーー武威（植樹）ーー張掖ー
ー酒泉ーー嘉峪関ーー楡林窟ーー敦煌・・・北京・・・成田国際空港と関西空港

　　・・・飛行機　　＝＝鉄道　　ーーバス

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更新日: 10 January 2009